当社では、今年度より臭気測定を年に2回実施することに決めました。これは、市の条例や法律で決められた基準回数ではなく、当社がこれからも現在の名古屋市中川区でモノづくりをしていくために必要と判断し、独自で年2回の計測を実施すること決めました。
計測は、臭気測定認定事業所で測量証明事業愛知県知事登録のある三協熱研株式会社さんに依頼し、実施してもらいます。下記はその計測の様子です。
写真のような袋で直接臭いを採集して、三点比較式臭袋法と呼ばれる方法で測定するそうです。三点比較式臭袋法とは、濃度の異なる臭いを詰めた3つの袋を用意し、2つには無臭、1つには臭気のある空気を入れ、6人以上の嗅覚試験者が臭気の有無を判定します。嗅覚試験者が臭気をかぎ取れなくなるまで希釈を続け、どの濃度で臭いをかぎ取れなくなったかという結果から、臭いの強さ(臭気指数)を算定するといった測定方法が三点比較式臭袋法です。また、試験の監督官的な役割を担う人は臭気判定士が行います。
このように、きちんとした機関で環境測定を実施し、その結果を真摯に受け止め、その後、現状維持に努めたり改善活動を行ったりすることが地域と共にモノづくりをしていく企業としての責任だと考えます。
これからも環境に配慮したモノづくりを実施していきたいと思います。