本日、愛知県のみよし市にある里山を整備するため、ＮＰＯ法人「みよしの自然環境を守る会」の活動に参加させていただきました。

参加するきっかけは、あいち県が「人と自然が共生するあいち」の実現を目指して取組を推進しており、その一環として2018年度から、生態系保全の取組に関心のある事業者と地域の生態系保全を行うＮＰＯ等との連携をサポートする「生物多様性マッチング支援事業」を実施しており、それに応募したことがきっかけです。

今回、里山の整備に参加させていただいた際に、里山のことやビオトープのこと、みよしの自然についてなど色々とご丁寧に説明いただきとても勉強になりました。

作業としては、里山に入り間伐のお手伝いをさせていただきました。獣道と呼ばれる動物（イノシシなどがでるそうです）の通り道に沿って、常緑樹の間伐を行い、人が歩けるように整備することで、今後、散歩道や里山の観察などが出来るように整備していきたいとのことです。間伐を行うことで、光が地表に届くようになり、下層植生の発達が促進され、森林の持つ水源涵養機能、土砂災害防止機能、生物多様性保全機能などが増進することです。里山は人間の適度な介入と管理によって、動植物が増え、生物多様性を保全する場として存在してきたとのことです。しかし現在は、人々の暮らしが豊かにそして便利になったことで、里山の多くは人手が入らないまま放置され、荒廃してきているとの事です。

慣れない作業と急な斜面に手こずりながらでしたが、少しでも里山の整備に貢献出来て良かったと思います。このような取り組みを行うことで、以前のような里山に戻り、動植物が増え、生物多様性を保全する場に戻れば良いなと感じます。