今回、TWI監督者訓練を受講してきた社員による社内研修会(仕事の教え方)が実施されました。就業後の17時から1時間に渡り、受講希望者を募って実施した初の試みでしたが、とても多くの従業員の方に参加いただきました。このように、自身が学んできたことを率先して社内に展開しようと言った動きは今までの当社にはなかったことで、今回の社内研修会は一つ大きな一歩を踏み出したような気がします。
今回の社内研修会は17時からと言うこともあり、残業(当社では社内副業)として処理するのですが、人への投資はどの企業においても必要不可欠かつ重要なことだと考えます。この研修を通して、一人でも多くの従業員が仕事の教え方について学び、自身の仕事で学んだことを活用することでどんどん職場が良くなります。
このような社内研修会を今回だけで終わらせてしまうのではなく、また率先して社外で学んできたことを講師として社内に展開してくれるような社員の方が出て来てくれると会社は更に良くなっていくと思います。職場環境の改善や作業改善などは会社がしてくれるのを待つのではなく、自分たちが率先して行っていかなくてはいけないといったことを行動に移した良い取り組みだと感じたので今回は記事にさせていただきました。
当社取組事例が、社員教育や社内研修でお困りの企業様の参考になれば幸いでございます。
<補足>
TWI研修とは、Training(訓練)、within industry(企業内の)、for supervisors(監督者のための)の頭文字をとったものです。職場の監督者(組長・班長・作業長)に対して仕事の教え方、改善の仕方、人の扱い方などを学んでいただく研修です。
社内研修実施後のアンケート調査の回答でも、全ての方が「理解できた、まあまあ理解できた」と回答しており、3割の方が自身が教える際に取り入れていくと回答してくれています。また今後、このような社内研修会についても9割以上の方が「積極的に参加したい、予定が合えば参加したい」と回答してくれています。