本日、「健康経営優良法人2023」の認定法人が決定し、無事3年連続のブライト500を取得することが出来ました。
健康経営優良法人認定制度とは
健康経営優良法人認定制度とは、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから評価を受けることができる環境を整備することを目的に、2016年度に経済産業省が創設した制度です。
健康・医療新産業協議会健康投資ワーキンググループ(日本健康会議健康経営・健康宣言10万社WG合同開催)において定められた評価基準に基づき、日本健康会議が「健康経営優良法人」を認定する制度です。
そして、その中でも特に取り組み評価の高い企業上位500社には、「ホワイト500」と「ブライト500」の冠が付加されます。当社は中小企業なので、「中小規模法人部門」14,012法人の中で上位500社「ブライト500」を取得することが出来ました。
この健康経営を始めてから、禁煙者には毎月禁煙手当を3,000円支給したり、健康診断の法定項目に+αの項目を会社負担で追加したり、産業医の先生に衛生講話を定期的に実施していただいたりと、新しい取り組みをどんどん取り入れてきました。
認定を維持更新するためには今まで以上の努力が必要となり、「今年は会社に対してどんな取り組みを提案してみようか」「どんな取り組みをすると社員の皆さんが喜ぶだろうか」と考えることが、改善活動への活力となっています。
少子高齢化が進み労働人口が減少する中、健康で長く働いてもらうことが、人手不足で苦しむ中小企業にとっての解決策の1つでもあるかと思います。当社でも、継続雇用制度の見直しを数年前から段階的に行ってきており、現在は75歳まで働くことが出来るような体制になっております。
認定取得を働き方改革の切り口の1つとして取り組むのも1つの手です。認定を取得するためには、要件をクリアすることが必要となるため、仕事を探すうえで「○○の認定企業は離職者が少ない」「○○の認定企業は残業が少ない」など認識に関する知識が広まることで、人材採用面でのメリットも出てくるのではないかと思います。ちなみに当社では、新卒採用に関する活動は殆ど行っていませんが、毎年採用が出来ております。